【スタッフブログ】市民活動の活動資源について②助成金ってなあに?

 ふらっとをご利用いただいている活動団体、または個人で活動されている方より「助成金ってなに?」という質問を多くいただいております。多くのボランティアグループやNPOにとって、お金は大きな悩みのタネです。

 以前、「ふらっと開設10周年」にあたり行ったアンケート調査では、登録団体ほとんどの活動資金の調達方法が「会費」で、助成金を利用している団体は27.3%でした。また、団体運営で困っている事でも「資金が足りない」と答えた団体が11.9%おりました。

 そこで、今回は「助成金ってなに?」「助成金の出どころ・申請方法は?」「助成金を上手に活用するためには?」について、ご説明いたします!!

 

*助成金ってなに?*

【1】助成金は、NPOやボランティアグループを支える財源のひとつ

 会場代を支払ったり、材料を買ったり、講師謝礼を出したりと、活動にはお金がつきものです。また広報活動でチラシをつくったり、経理や会計などの団体の運営にもお金がかかってきます。

 団体を支える財源として、代表的なものは「会員から募る会費」「活動などで得られる事業収益」「支援者からの寄付」などで、これらは団体の基礎を支える自主財源です。

 助成金は外から受け取る上乗せのお金で、まとまった金額の収入になりますが、用途が限定されているため自主財源のように自由には使うことはできません。

 

【2】助成対象は活動

 ほとんどの助成金は団体そのものではなく「活動」を応援することを目的としています。それも、新しいニーズを踏まえた新規事業や、すでに行っている活動からのステップアップなどを主な対象としています。助成金のしくみや背景を知ることは、助成金を申請・活用していくうえで大切なポイントです。

 つぎに「誰のための活動か」を確認します。「〇〇のための活動」ということを明確にすることで、助成金の対象となるか自他ともに判断しやすくなるためです。

 

*助成金の出どころ*

 助成金は公益法人や地域団体、企業など多様な団体により主催されており、財源は企業の売上の一部や市民からの寄付などさまざまです。そして、主催する団体(助成団体)ごとに「助成プログラム」を作成しています。プログラムには助成金のルール(対象・期日など)や手順(申請方法・選考方法など)が定められています。

 

*申請するには?*

【1】対象やお金の使途を確認する

 たまに「NPO法人でないと申請できないのでは…」という声を耳にすることがありますが、実際には法人格の有無を問わず申請できるものがほとんどです。それよりも「活動した実績があるか」や「会計報告書をつくっているか」などが重要な要素になることがあります。

 また、助成団体が指定するお金の使いみちが、自分たちの希望する使途と合っているかの確認も必要です。助成金はお金の使途を指定しているので、助成金を受けても指定以外のものに使うことはできません。そのため申請の段階で何に(使途)どれくらいお金が必要なのかをはっきりさせる必要があります

 

【2】求められていることを伝える

 申請書では、①団体のこと(目的・活動内容・収益など)、②今回助成を希望する活動(目的・内容・具体的な計画など)を書いていきます。ここでのポイントは、要項から読み解いた助成団体からのメッセージに応えることです。

 

【3】活動の社会的意義を書こう

 申請理由には何を書くべきでしょうか。お金がない切実な状況を伝えたくなるかもしれませんが、ここでは活動の必要性と社会的意義を書くことをおすすめします。団体が何を課題と思っているのかをはっきり書くと同時に、今なぜこの活動があることで誰にどんな成果がもたらされるのかについて記載しながら、自分たちの活動についての社会的意義を伝えます。

 

*助成金を上手に活用するために*

 助成金は使途の自由度が高くないお金です。そのうえ、受け取ったら予定通り確実に活動をやり遂げなくてはなりません。助成金を上手に活用して、うまくお付き合いをしていくには、助成金の特徴を理解し、使いどころを判断することが大切です。そして団体の活動への助成ですから、申請からみんなで取り組むことはもちろん、何よりも最初に「この事業に助成金を申請する」ことを団体内で合意をしておくことが大切です。

 かぬま市民活動サポーターズ(かぬま市民活動広場ふらっと)では、皆さまの活動を鋭意サポートしております。助成金についてのご質問はもちろん、募集中の助成金の案内もしております。市民活動についてのお問い合わせはぜひお気軽にお声かけください!